味醂など

味醂は男にとっては縁遠い調味料だと思う。たぶん女性は母親から教わったり、料理を習うときに自然に身に付くのだろう。
私も結婚して妻が普段から使っているのを知ってはいるが、今一歩何の為なのか理解できていなかった。しかしこのところ「本がえし」に入れたりするうちに身近な存在になり、確かに良い味醂はそれだけで旨みの素になるようだ。
味醂も醤油でも値段により種類が豊富だが、良い物はそれだけでも美味しい。我が家では思いのほか味醂を使う様で、すごく高級ではない「本味醂」を使うようにしている。味醂風だったり、料理酒と呼ばれている物もあるが金額的にはほんの少しの出費で味は大きく違うようだ。前に味見をして「?」だったのは味醂風の調味料だったのかもしれない。
醤油にしろ味噌、鰹節も作り手としては出来上がるまでに多くの時間がかかるが、使う側にとっては実に便利な物が多く、今更ながら日本の食べ物は良く出来きていると感心する次第。

 秋刀魚の煮付け

今まで秋刀魚と言えば「塩焼き」一辺倒だったけど、先日妻が頭と内蔵を取った秋刀魚を買って来た。それを作り置き出来る様にさらりと煮付けたら、意外な美味しさで驚いた。
焼き方の問題かもしれないが、内蔵も食べるのでしっかり焼く。その為か脂も落ちてしまう様な気がする。その点煮付けだとしっとりとしていて別の美味さが有るのだ。
写真は蒲焼き風にしてお弁当のおかずになった秋刀魚君。キラキラ光って美味そうだし、実際美味かった!

ごちそうさまー