イクラ丼

自分自身の宿題料理のような感じのイクラ丼です。
前々からイクラはいつが旬なのか?軽く疑問に思っていましたが、、秋なのですね。スーパーに買い物に行くようになってから分かり始めたものの、今まで旬さえ知らなかったとは情けない。旬と分かると今食べないと来年までおあずけなりそうで落ち着かない。そこでやっと重い腰を上げて買ってきた。
イクラ作りは2度目。前に作ったのは随分と前のことで息子が小学校低学年のころか?7年くらいは前ということか?初めてのイクラは醤油が濃かったのか?茶色になってしまい喜ぶと思った息子の反応も悪く、味が良かっただけに残念だった。たぶん子供には少量とはいえ日本酒を使ったので口に合わなかったのかもしれない。
そこで今回は醤油と味醂だけに絞り調理する次第です。煮きった酒も良いが経験的には飲んで美味しい酒でないと、料理に使っても旨みが出ないようなので最近は敬遠している。気分的には調味料として使うには高価に感じるのです。

  • 調味液:味醂1に対して醤油4
  • 塩 :お湯でほぐす時に加えるのみ

お湯の中で揉み解す訳ですが、温度は人肌から少々暑い40℃位から風呂の温度の適温上限の45℃位か?もっと高温でも煮えることはないらしいが不安なのでこの程度にとどめました。温度計などは使わずに手を入れて暖かく感じれば概ねこの温度の範囲でしょう。

  • お湯の中に入れても直ぐにはほぐれないようです。卵の周りの皮が柔らかくなるまで軽く揉むようなイメージでしょうか?30秒もすると全体が柔らかくなり簡単にほぐれてゆきます。
  • ほぐすお湯にも塩を少々入れました。お湯5リットルに対して大さじ半分くらいか?目分量で一つかみ入れました。
  • この後、同じく温水で白濁した卵の周りの薄皮をすすぐようにして取り除きます。
  • 皮を一つ一つ取ることは無理なので、お湯を流す時にお湯と一緒に捨てます。
  • この作業は5〜6回くらいで良いでしょう。際限なく剥けてゆくように思いますが、白濁していても漬け込むともとの透明に戻ります。

よくお湯(水分)を切って保存容器入れて、調味液を入れ一晩置けば出来上がり。今回はざるに上げたイクラの上から醤油を少したらして「醤油洗い」してみました。
慣れも有りますが、特別なコツもいらず簡単です。
これで気が済んだ、、ごちそうさまー