梅干

ちょっと前から、、美味しい梅干が手に入りずらいです。塩分少な目の物が増えた頃からでしょうか?昔ながらの梅干は珍しいうえに高価で高嶺の花になってしまった。
我が家でも、とんと食卓には登場しなくなった。妻がたまに買ってくるが、妙に甘いし積極的に食べたいとは思わない。
そんな日々、もう一年近く前になってしまったが武蔵工業大学に行った際に見掛けた尾山台駅前の「ぷらむ庵」という梅干屋さんによってみた。いい感じの品揃えで「うまそう」アンテナがピピンと反応。お買い得のつぶれ梅を買って帰った。
ズバリ!大当たり。昔ながらの酸っぱく、しょっぱい梅だ!おー、すっぱーと口がしぼむ。ひょっとして今時の子供は梅干をイメージして「すっぱー」と口の中に唾液が出てくるような連想体験は無いのでは?いや、無いかもしれない。それはそれで困ったもんだ。
土曜日か?妻が梅干を買ってきたが、やっぱり甘口だ。売っている商品の中では良い品だろうが、満足はできない。お弁当に梅干を入れようとすると、息子は要らないと言う。

  • 息子:甘ったるくってイヤなんだよね、、
    • 息子よ、、分かるよ。お父さんも口には出さないが、、

大人は昔を懐かしんでいれば良いが、子供達が伝統食品の梅干の味を知らないのでは困る、そこで通販で買うことにする。ちょうどお買い得情報がお店から届いていたのを思い出す。お店まで行けばよいがなかなかそのチャンスはないのである。店員さんの爽やかな対応が懐かしいが、ちょっと遠い。
届くのが楽しみだ。塩分15%のしそ梅干だ。ドーンと沢山買ったが当然保存が利くし、春先まで食べられるでしょう。