いくらの醤油漬け

秋になると生の筋子が出回りますね。市販の加工品は気軽に食べられる値段ではないので、やはり自家製が一番です。慣れると実に簡単で、ぬるま湯の中で卵をほぐして醤油に漬け込むだけです。最初は恐々と調理しましたが、少々大胆にしても大丈夫です。

  • 調理
    • ぬるま湯といっても風呂の温度程の40度少々では高温のようにも思いますが、実際はイクラが煮える温度はもっと高く(70度近いとか?)風呂の温度くらいでは問題が無いらしいです。
    • しかし、温度が高いと一時的にイクラの周りの皮が白くなってしまい不安になる事も事実です。
    • 今回は温度は測りませんでしたが、風呂にしてはぬるい感じなので40度以下でしょう。
    • ほぐす時に上手にいかない場合は「少し」温度を上げたほうがよいでしょう。低温の場合ほぐれづらい上に、卵の周りの皮も上手くとりきれません。
    • ほぐれた卵と一緒に白濁した皮もたくさん出てきますので、根気よく流水で流して取り除きます。
    • うっかりいくらを流しに捨てないように、ざるなどで受けてながら水をかえて皮を取り除きます。
    • 概ね5〜6回でしょうか?完全に取り除くまでは不要のようです。

  • 漬け汁
    • 前回に比べて薄めです。みりんと醤油1:1程度です。
    • 一晩くらい置きたいですが、4〜5時間も漬け込めば美味しく食べられます。味が薄いときは少量の醤油を足していただきます。
    • 味醂を煮切るか否か? 今回は味醂を煮きらずに使ったので少しだけアルコールの風味があります。私は少々気になりましたが、妻には好評でした。子供達は全く気にならないようです。次回は軽く煮切る予定です。
    • 醤油は煮切る? 生臭みが気になる方は「生醤油」がよいです。マイルドな風味がお好きな方は軽く似切った方が良いでしょう。

簡単で、ホント美味しいです!家でがっつり「イクラ丼」是非お試しください。