ぼらの刺身 

  • 我が家の受験は終わった。細かくは割愛するが、後は結果を待つのみ。粘り強く頑張った子供たちの「お疲れ様会」だ。

試験が終わったからと何処かに行って食事でもという感じでもない、親子ともども家でゆっくりしたいとうのが本音だろう。外食はもう少し落ち着いたらまた考えよう。
この日、私自身も仕事が充実した一日で気持ちが良かった。仕事先から帰る途中にスーパーに寄り子供たちの慰労会のメニューを考える。

  • 息子はやっぱり肉類だろうな?豚肩ロースのブッロクがあれば、煮込むか?


しかし肩肉ブロックはない、豚ヒレブロックが安いが、、気が進まない。ちょっと量が少ない。こんな日は「思い出に残る料理」でなくてはいけない。それにしてはインパクトが弱いのだ。
魚屋さんコーナーの契約漁港からの産直魚が置いてある所へ、、ほんの一角だがここはしっかりマークしたい。このコーナーは切り身はない。全て魚丸ごと一匹で買うシステム。

魚の種類によってお値段はまちまちだが、お買い得価格だ。丸ごと一匹買っても下ろせない人も多いでしょう、そんな時は三枚に下ろして貰えばよいのです。後は家に帰って、皮をひいて刺身にすれば良いでしょう。あらは貰って、潮汁にすればいい。

  • 大きな「ぼら」が売られています。刺身用だそうだ。
    • ぼらって?あまり馴染みはないなぁ。からすみは「ぼら」の卵だよね?という位の予備知識しかない。下ろしてもらうのも良いけれど、挑戦したい。
  • 一匹買い、自分でぼらを三枚に下ろしました。全長45センチを超えるので、でかい!出刃包丁がないので大変だ。


下ろすと「鯛」の様な白身で旨そうだ。下塩をしてから味見。脂が乗っていますね。風味はまったく違うけれど鯖の様な強い個性があります。このままでも十分に旨いが、一手間加えます。軽く酢洗いして、別に3〜5分程酢に漬けて引き上げ、1時間ほど冷蔵庫で寝かせます。
さて、あらですが、こちらは血合いを掃除してサッと熱湯を掛けて即塩茹で。塩で味付け醤油で風味をつけて「潮汁」の出来上がり。これもまた上出来です(写真失念)



いやぁ・・これは旨い。しめ鯖ではなく「しめボラ」である。強めの脂が酢で〆た事でイイうまみです。生臭さなど勿論皆無。こんなに大きな魚を下ろしたのは初めてで、時間は掛かったけれどその甲斐がありました。
旨かったのでしょう、息子は他にもおかずがあるのに「しめぼら」をばくばくガッツで食べています。この量ですから大丈夫、たっぷり食べなさい。ちなみに丸ごと一匹498円。




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