たかが煮物、されど煮物
- 幕の内弁当やお料理屋さんの煮物は一緒に装われていても、味は各々違います。別々に調理しているに違いないでしょう!
- で、試してみた。
- イメージは里芋はタイの海老ペースト調味料「カピ」を使い塩味であっさり炊きます。にんじんは幕の内弁当の様な甘めの味付けを、目指します。
実になんの変哲も無い煮物ですが、さり気なく美味しいです。目標は地味でも、しみじみとした旨い煮物で冷めても美味しく「ほっとする」味です。
お惣菜やコンビニのお弁当も濃いめの味ですが似た様な味付けと思います。
冷めていても「くどい」感じは否めませんが、減り張りがはっきりしていないと、売り物のお弁当としては映えないのでしょう。
家庭では、出汁の旨さと野菜の素材の味とのハーモニー(?)を楽しむ様な味付け目標で、昆布出汁や椎茸出汁の違いなどを味わいたいです。
地味ですが、強い味だけではなく「淡い味や、旨味」を子供達に覚えて欲しい、そんな願いがあります。
- 材料(食べやすい大きさに、半月切り)
- 里芋 中2個 皮を剥いて180グラム位。
- にんじん中1本
- 調理
- 里芋、にんじん別の鍋で調理します。
- 共通は出汁100cc、味醂30cc 砂糖小さじ1 沸騰したら弱火で5分ほど煮て火を止め15分ほど置きます。
- 里芋はタイの「カピ」小さじ1/2を入れて煮ます。
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- 里芋は塩小さじ1/2を入れ再加熱。軽く沸騰したら火を止めて15分ほど置きます。(鍋の縁がフツフツするくらい)
- にんじんは砂糖小さじ1を加え再加熱。軽く沸騰したら火を止めて15分ほど置きます。
- 出汁により旨さが違ってきますが、味に減り張りがついて美味しい煮物になりました。是非お試し下さい。おいしかった。ごちそうさまー